4期対策5年目の中山間地域等直接支払事業が終了し、令和2年度5期対策(令和2年度~令和6年度)に取組むにあたり、集落内で話し合いを行い協定書で取り決めた活動について、以下計画案のとおり取り組みを計画しています。
1.水路の管理等に関する活動
例年のとおり、旧井路・新井路それぞれ年3回の除草や泥除去作業等を行い、適切な管理を行います。また、水路・道路の畦畔の下刈り、野焼きを実施致します。
2.農道の安全確保のため宇土線等の舗装工事を実施致します。
3.農業生産活動等として取り組むべき事項
1)耕作放棄の防止等の活動
当集落では、猪等の被害が甚大で、竹田市の電気柵購入補助事業を活用し、猪等の被害の抑制に努めます。
2)旧井路・新井路・道路の、適切な管理を行うため畦畔の下刈りを行っていますが、引き続き本年もその草刈機の刃を協定参加者に購入いたします。
3) 農地耕作条件改善事業を活用し農業用排水施設、暗渠排水事業に取り組みます。
4.多面的機能の増進活動 当集落では、景観作物の作付け活動を実践していますが、今年も菜の花の栽培を135アール実施し、後世に誇れる景観を維持致します。
5.必須項目に関する活動
1)機械・農作業の共同化
当集落では、高齢化に備えた方法として機械・農作業の共同化を進めてしますが、本年度は平成23年度に購入したコンバインを活用し利用面積を増加させ8haの目標面積と致します。
2)協定参加者への個人配分と共同活動の取り組み配分
当集落では、協定参加者への個人配分と共同活動の取り組み配分を協定参加者全員で決め、引き続き、集落で耕作放棄地を発生させない体制を維持します。
6.超急傾斜加算金の取り組みについて
1)令和元年度に超急傾斜農地保全に取り組み、法面管理、圃場進入路の管理、共同防除体制、鳥獣害防止の施設の設置・維持管理に取り組んできました。また、農産物の販売促進・農産物PRのためのパッケージ、パンフレット作成、イベントのPRに取り組みます。
2)集落の超急傾斜農地保全管理加算でホームページの作成(サポート機構に委託)に引き続き取り組みます。
7.4期対策の取り組みの活動に加え5期対策で地域農業の維持発展に資する一定の取組を行う場合には交付単価に所定額が加算されるのでさらに研鑽し、集落の話し合いを引き続き活発化致します。